満員電車の君
「そっ!だから、何かと面倒なことが多いんだよね。で、君に俺の彼女のフリをしてもらいたいんだ!」



「………」



彼の話に、呆気にとられた私。 



さっきまでのドキドキ感は、どこへやら…… 



一気に、気持ちが曳いていくのが自分でも分かる。



それにしても―― 




< 33 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop