お隣りさんlover

女の影



「奏っ!」



家を出たら蓮が私を追って出て来た

「あぁ蓮いたんだ、」


「兄に…会いに来たんだろ?」

「んーまぁね、でもいなかったから明日でいいや
私今からコンビニ行くけどなんかいる?」




「あ-…じゃあ俺も行くわ」






私達は近くのコンビニに行った
隣で歩いてる蓮の様子がいつもと違う気がする…

何かあったのかな?



「何か変じゃない?蓮」


俯いたまま歩いていた
絶対何かあったんだ
私には分かる










幼馴染みだもん








「…俺
推薦決まりそうなんだ」


「………えっ推薦!?すごいじゃん蓮!!!サッカー?」

「うん…」



すごい蓮…
昔からサッカー頑張ってたもんね
部活でも沢山成績残してたみたいだし


・・・なのになんでそんなに暗いの?







「決まったら俺…家出ないといけない」

「え…?」

「ここら辺の学校じゃないから…寮制なんだよ」

「なんか…問題でもあるの?」

「推薦貰えたのはすげー嬉しいんだけど…

高校は…家から行きたいんだ」



暗くてよく顔は見れないけど
その声で悟った
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