君のいない教室
――…ていうか、

何話せばいーんだよ。

地味子は、何も喋ろうとしないし、僕も喋る事なんてないし…。


…色々話題を考えている内に、家に着いてしまった。


「…じゃあな。」

「あっ、海君!」


今度は何なんだ…と思いながら、次の言葉を待った。

地味子は、決心したかのように、拳を握りしめ、言った。


「今日、久保田さん…に告白されてたよね?」

「あぁ…。つーか、何で知ってんだ?」


その質問には答えず、続けた。


「OK…したの?」

「まだしてないけど。」


まだ…って事はOKするようなカンジがするけど…まぁいいか。


「じゃあさっ!私にも希望はあるよね?」


…一体何の話なんだ。


「私も、海君が好き!」


…はぁ!?



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