君のいない教室
しばらく沈黙が続いた。

沈黙を破ったのは、久保田だった。


「みんな、ごめんね…。練習しよっか。」


そうは言ったものの、時間は6:05。

片付けの時間は6:15なので、練習出来るのはあと10分。

誰もがそう思っていたはずなのに…練習し始めた。

僕は、久保田にティッシュを差し出して、「使えよ」と言い、練習をした。



――部活が終わり、帰ろうとした時…。

靴箱に、見た事のある人物が、立っていた。


「…って、未夢!?」


靴箱の前で立っていたのは、地味子だった。


「こんな時間に、どうしたんだよ!?」

「海君を待ってたの。帰る方向一緒よね?一緒に帰ろ??」


何で僕の帰る方向を知ってたのかは、不明だけど、ひとまず一緒に帰る事にした。


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