いつか、伝えて
レンは新しい町に着き、


新しい学校に通う。


あの、引越しの日、


途中で切ってしまった電話の後、


キョウヘイからの電話はなかった。


メールアドレスも変えたのだろうか。


メールしてもエラーで返ってきてしまう。





どうしてなのだろう。


嫌われてしまった?



友達に聞けば、


キョウヘイの番号なんて


すぐに分かったはづなのに、


怖くて聞く事ができなかった。




中学3年。





慌しい、毎日が1日1日過ぎ、



その忙しい毎日の中で、


キョウヘイの事は頭の隅へと


追いやられてしまった。



ただ、紅葉を見たとき、


サッカーを見たとき、


キョウヘイに繋がるモノをみたとき


いつでもキョウヘイを思い出した。
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