いつか、伝えて
その男子生徒は


キョウヘイと同じく、


眠っていて、椅子から


落ちたようだった。


「いてー。」


そう言う彼を見て


クラスメイトは笑う。



彼は、椅子を直し、


立ち上がった。





驚いた。


彼だった。


キョウヘイだった。



髪が伸びて、色が


明るくなり、


ワックスなんかを使って


お洒落に髪を立てている。


制服を適度にだらしなく着て、


彼はレンの斜め後ろに立っていた。



思った通り、2年の内に


キョウヘイも変わっていた。



「キョウヘイ・・・。」



見間違えるはづない。


変わったといっても、


基本的には変わらない。
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