。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。

酔い!?



◇酔い!?◇



―――


キョウスケと二人、部屋に戻ると戒とリコが並んで、


「「おかえり~♪」」とにこにこ笑顔で出迎えてくれた。


何となくリコの顔を見れなくて、あたしは俯きがちに視線を下げた。


千里は「遅かったな」って言って、それでもちょっと笑ってる。


「う、うん……」あたしはぎこちなく笑うと、リコの隣に腰掛けた。どこに座っても今は居づらい……


キョウスケは千里の隣に腰を降ろして、自然あたしと向き合う形になった。


「朔羅~。もいっかいデュエット行こうぜ~」戒はご機嫌な様子で、あたしにリモコンを渡してきた。


別に浮気したわけじゃないのに…


さっき何があったのか知らない戒は明るい笑顔を向けてきて…あたしは何となくそれを直視できなかった。


ぎこちなくリモコンを受け取ると、向かい側からその様子をじっと見つめてくるキョウスケの視線を感じて、


あたしは思わずリモコンを落とした。


「大丈夫~?」リコが心配そうに言ってちょっと屈みながらリモコンを拾う。


「あ!うん!!なんかここ暑いね!オレンジジュース貰おうかな!」


そう言ってあたしは目の前にあるオレンジのグラスを慌てて取り、ぐいと一気飲みした。


「あ、それ!あたしのお酒」


リコが慌てて言って、あたしは


「え!?」と目を丸めた。


「自分のぐらい覚えとけよ」と戒は笑ってる。




目の前のキョウスケを見ると―――ひたすら驚いて目を開き、


そしてすぐに頭を抱えた。





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