。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅱ・*・。。*・。

*戒Side*




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** 戒Side **





朔羅が誤って川上のカクテルを飲んでから5分経過した。


朔羅は変わらないテンションで楽しそうにしている。


一方向かい側の響輔は落ち着かない様子で、朔羅をはらはらと見ていた。


響輔は、理由がなく一方的に何かを注意したりするヤツじゃない。


基本面倒くさがりだし。


我関せずのヤツなのに、だけど朔羅がカクテルを飲みたそうにしてたときだけは本気で止めに入った。


アルコール入れるとあいつどうなるの?


俺も朔羅を興味深く観察する。


そんな中、進藤の野郎が帰ってきた。


グラスを二つ手にしている。


「お、お待たせしました!は、はい!兄貴の分!」


進藤はぎこちなく言って、そして慌てて俺から目を逸らす。


そして進藤は響輔と朔羅をちらりと目で盗み見るように見ると、またも慌てて視線を逸らした。


何か―――あったな………


てか、進藤……お前…何見たんだ??




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