少年
「姉さん…」


「何?負けを認めても止めないよ?」


「おっぱいまたおっきくなったんじゃない?」



ラケットの動きが鈍い!!


ここだ!!



「クソガキィ!いつからそんな目で見てん…」


おれは優雅にラケットを振りかざし…


「お前はすでに負けている…」

球は残像で長い矢となり台のコーナーの角に音が鳴るようかすめさせた

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