少年
女の捕まる力が強くなったので案外怪物が現れてよかったかもしれない

これで心置きなく飛ばせるってもんだよ

おれは女にメットをかぶせみんなが避難している場所に急いだ


着いたらまた学校に向けて発進しようとした


姉さんが呼び止めおれにあるものを渡した

そのあるものにおれは喜んだそれはそれはもうホントに喜んだ!


武器だった! 銃刀法に余裕で違反するような長い剣

もちろん使ったことはナシ
おれの身長と同じくらいだ

おれは頑張って一息で抜いた

あまりに抜きにくいので鞘はバイクの横に

剣は手に持っておいた

姉さんが連れてきた女と話していたので何かなと聞いたところ何でもないよと姉さんが言った


はてなマークを頭に浮かべ学校に向かった
学校の2・3階に残ってる二人が心配だ

さらに加速させ先を急いだ
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