feel〜優しい体温〜
「やっと着いた…」
通い慣れた道だけど、目が見えないとやっぱキツイ。時間にすると10分くらいで、そんなには歩いてないけど、不安とか怖いって気持ちが何倍にも感じさせるんだと思う。
「んしょ…」
疲れた体を休める為、ベンチに座ると、やっぱいい天気なんだなぁって思う。
なんか不思議だね。太陽の光って目が見えない私にも、眩しい感じがよくわかる。
肌が覚えてるのかな?
ちょっとだけ幸せな気持ちで時間を過ごしてると、少し離れた所からすごく気持ちいい曲が聞こえて来た。
「CDとか…じゃないね。誰かが吹いてるんだ」
優しい音色に吸い込まれる様に、私はその人に近付いた。
それにしても、凄く爽やかな曲。音楽なんて全然解らない私でも、心が洗われる気がする。
私はそこで勇気を振り絞って声を掛けた。
「あの…いい曲ですね!何て曲ですか?」
「…………」
ん?質問悪かったかな…。
「綺麗な音ですね!何て楽器ですか?」
「…………」
あれ?やっぱCDかな?そんなわけないよなぁ…返事したくなくなる程ブサイクになったかぁ?昔は結構モテたんだけどなぁ…。
もしかして嫌な人なのかな…帰ろ…。
通い慣れた道だけど、目が見えないとやっぱキツイ。時間にすると10分くらいで、そんなには歩いてないけど、不安とか怖いって気持ちが何倍にも感じさせるんだと思う。
「んしょ…」
疲れた体を休める為、ベンチに座ると、やっぱいい天気なんだなぁって思う。
なんか不思議だね。太陽の光って目が見えない私にも、眩しい感じがよくわかる。
肌が覚えてるのかな?
ちょっとだけ幸せな気持ちで時間を過ごしてると、少し離れた所からすごく気持ちいい曲が聞こえて来た。
「CDとか…じゃないね。誰かが吹いてるんだ」
優しい音色に吸い込まれる様に、私はその人に近付いた。
それにしても、凄く爽やかな曲。音楽なんて全然解らない私でも、心が洗われる気がする。
私はそこで勇気を振り絞って声を掛けた。
「あの…いい曲ですね!何て曲ですか?」
「…………」
ん?質問悪かったかな…。
「綺麗な音ですね!何て楽器ですか?」
「…………」
あれ?やっぱCDかな?そんなわけないよなぁ…返事したくなくなる程ブサイクになったかぁ?昔は結構モテたんだけどなぁ…。
もしかして嫌な人なのかな…帰ろ…。