悪魔の連鎖ポイズン・キッス
「ヒイッ!
Σ(゜∀゜;ノ)ノ

…ど、どうせなら、のどを潤してからやってはいかがでしょうか?すぐ飲み物お持ちいたします!」

由美子は急いだ。

「キスさせてなるものか!
…でも、あのセディって人、確かにどこかで…

あの言葉のアクセント…」

赤茶色のチェック柄のジャケットに赤茶色のチェック柄のパンツ。

イギリスの少年を思わせるファッションだが、ジャケットから垣間見ることの出来るフリル襟のシャツや赤いパンプス、声のトーンからして、どうやらセディは女性の様である。



「と、とりあえずあの店員さんが来るまで待とうね、ジェニー…」

「やだっ!それにジェニーじゃなくて、『渚』って、呼んでよ!

…好きだっ、『沙織』さんっ!」

「ハア!!?!!?
Σ(◎O◎;)

…ちょ、ちょっと待って…」



「ハアハア…こ、このジュースを渚君に!
たっぷりと中和剤を混ぜたトロピカルジュース、たんと飲ませてあげるわ!」



「はーい、お待たせいたしましたぁ~っ、お嬢様…って…


手遅れやーん!
☆ヽ(><ヽ)∠=З」
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