ヤンキー君はトキメキ製造機


「「「剛志郎ーうっ」」」



大声に気付いて廊下を見るとF組と思われる人だかりができていた

「あいつまじでA組!?」
「馴染んでねぇじゃん!!」
「きゃははうけるーっ」
「真面目そぉなんすけど」
「てかださくね(笑)」


ギャハハハと下品に笑う女の子達

「あ〜もう五月蝿いから。ホラ、消えろ」
しっしと剛志郎が手ではらう。

そのときだった。


「お前らクラスに戻れ!!」


筋肉質の熱血体育教師が駆けて来る。


「うわ、来ちゃった。剛志郎頑張れよ(笑)じゃあな~」

駆けつけた他の先生達が騒ぐ

「A組の階には来るんじゃない!!ほら帰れ帰れ」
腕を掴む先生を振り払って叫ぶ金髪の男の子

「うっせぇんだよセンコー」

彼らは唾を吐き捨てて帰っていった



・・・・・唖然。
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