拝啓、隣の席の完璧君。

にっこり笑いながら という表現は少し違う。

正しくは 口は笑っているが目が全く笑っていない笑顔で と、言ったところだろうか。

そんな彼を見た私は 蛇に睨まれた蛙のように固まって動けなくなってしまった。

「 あれ、春夏冬さん? もしもーし。おーい。固まってるの?大丈夫?」


いや、大丈夫じゃないっす。目怖いっす、目。

なんて 言える訳もなく…

「だ、だ大丈夫! 」

と、カミカミで情けない返事しか出来ない私。


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