secret voice


散々説教されたあと、体育館に入る
と体育館の後ろの壁にもたれながら
明るい髪の毛の上にはヘッドホンが
のっている人を見つけた。

“誰あれ…?”

見たことのない人。でも、その人に
すごく引きつけられた。

美弥の視線を感じたのか、美弥を見
るその美少年。


その少年はにこっと微笑んでまた
視線をもとに戻した。

< 5 / 14 >

この作品をシェア

pagetop