詩想仕掛
その場所
先を見失って
立ち尽くすときがあります

何かに囲まれて
身動きが取れない事もあります

僕の中で
その違いはあっても
傍観者には
それはきっと同じである

僕がそれについて
策を練る時だけ
皆注意深く見ている

傍観者の意に沿う形
それだけを 一つ覚えのように
僕を見ているのです


僕は今
その場所で立ち尽くし
僕は今
その場所で皆に 背を向けているから

震えている理由は
誰にも分からないのです

恐怖で 震えているのか
武者震いなんて ものなのか

もしかしたら
すすり泣く声を上げながら
笑っているかもしれない

交錯するのは
僕と傍観者の
気持ちだけではない

僕個人の全ての感情が
交錯するから

僕は今
その場所で 遠い空を見上げた
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