詩想仕掛
かたちなきもの
僕は 目に見えるモノですら疑う
とても臆病な生き物だ
だから見えないモノは 尚更疑う

見て確かめられたら まだ楽だろう
皆はそう言うだろうけれど

それすら 確かめられないから
遠くで 疑うだけで
どうにかなりそうだと 僕は独り嘆く

どうにかなってしまうほうが
もしかしたら 楽なのかもしれない

形にならない 僕の感情が
現状維持をさせている

形にならない 僕の感情は
君にとって 目に見えないモノ

目に見えない お互いの感情は
お互いのという 器によって
判別できるものにしなければ

いつかお互い動けなくなって
この場所に 埋もれてしまうだろう
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