重なる平行線
「…違うよ、私じゃない。私にはあの人達を殺す理由があっても、動機がないからね」
「ふぅん。ならいいや」
興味無さげにそう言って、水貴は水を口に含む。
「……」
水貴の肩に置いていた手をゆるゆると落とし、黙りこんだ津坂は目をさ迷わせていた。
不可解そうに眉根を寄せている。
…少し、刺激が強すぎたかな。
窓から見える景色を見ながら、少し反省。
外は既に暗くなっていた。
時計を見れば、もう七時半を指している。
連絡は向こうからする、って言ってた。そろそろ電話が来てもいい頃だと思うんだけどな。
携帯を開け閉めしてると、
「そういや美月、誰と会う約束してんの?」…約束、ね。
無理矢理こじつけられた約束だけども。
「…水貴。聞かれたことは私答えたんだし、もう帰ることを推薦するよ」
「…あー、もしかして待ち合わせの相手って…「刑事さん」?」
重なりあう単語を聞いてハッとした顔つきになる津坂。
相席している女(私)が、殺人事件に関わりのある人間だと再認識したみたいだ。
水貴に至っては、「まじかー」と頭をわしわしとしている。
「ふぅん。ならいいや」
興味無さげにそう言って、水貴は水を口に含む。
「……」
水貴の肩に置いていた手をゆるゆると落とし、黙りこんだ津坂は目をさ迷わせていた。
不可解そうに眉根を寄せている。
…少し、刺激が強すぎたかな。
窓から見える景色を見ながら、少し反省。
外は既に暗くなっていた。
時計を見れば、もう七時半を指している。
連絡は向こうからする、って言ってた。そろそろ電話が来てもいい頃だと思うんだけどな。
携帯を開け閉めしてると、
「そういや美月、誰と会う約束してんの?」…約束、ね。
無理矢理こじつけられた約束だけども。
「…水貴。聞かれたことは私答えたんだし、もう帰ることを推薦するよ」
「…あー、もしかして待ち合わせの相手って…「刑事さん」?」
重なりあう単語を聞いてハッとした顔つきになる津坂。
相席している女(私)が、殺人事件に関わりのある人間だと再認識したみたいだ。
水貴に至っては、「まじかー」と頭をわしわしとしている。