Don't a hero
「あのー。桐崎さん。」
「なんですか?」
隆さんに問いかけたのは野宮だった。
「ちょっと移動早すぎじゃないっすか?トレーニングルームについてもまだ聞きたいことあったんすけど…。」
「確かに…。説明が不十分すぎるわ。」
野宮の意見に賛同するように神ノ上も言う。
「うーん。とはいっても、もぅこんな時間だからね〜。だから一応よく使う部屋だけ紹介してるんだけど…。ほら、もう10時30分だよ。」
隆さんは腕をまくり腕時計を指差す。
「だから悪いけど、詳しいことは全部パートナーに聞いてほしいな。あくまでも、今日はみんなの顔合わせが主題で、部屋の説明は簡単に済ますから。」
「そうっすか…。」