Don't a hero
チーン―――
「……。」
今度は部屋というより、廊下のようだ。
「ここは“6F DS”(6カイ ドーミトリー ストリート)。組織内の寮です。もちろん、寝泊まりOKです!」
真っ直ぐな廊下には壁にいくつものドアがあり、床には赤いカーペット、鑑賞植物がある。
金持ちのお屋敷のようだ。
「ちなみにここの階の寮は野宮くん、早苗くん、神ノ上さん。賢吾くんと風間くんは2つ上の階の“8F DR”。あっ!一応部屋の鍵を渡しておくね。」
そう言うと、隆さんは胸ポケットから鍵を取りだし、みんなに配り始めた。
鍵は持ち手の部分が俺と風間は“8”。野宮、神ノ上、早苗は“6”になっている。
さらに鍵の部分は“275”の形になっている。
この数字はおそらく部屋の階と番号を表している。
「じゃ、次の部屋行こうか!」