Don't a hero
チーン――――
はやくもエレベーターはカウンターについた。
「さぁ、よいこは帰る時間だ!家まで送るから、速やかにかえるんだよ。」
隆さんは軽い足取りでエレベーターに乗り込んだ。
そして、にこやかに手を振ると、いってしまった…。
「まぁ、今日はおとなしく帰るか。」
野宮は体を反転させ、前にいる黒ずくめの男達の元へ歩く。
それに続くようにほかのみんなも歩き始めた。
暗い森を抜けると、前に車が停めてあり、家まで送ってもらった。
「お帰り〜。ご飯いる〜?」
「あぁ。いらない。」
俺は適当に答えると、逃げるように階段を上り、自分の部屋に駆け込んだ。