sweet memory
「それでは困るんだよ とにかく上を目指してくれ
そのためには何でも協力するから」
「わかりました
ただし あたし一人 一人の移動でお願いします」
そこまであたしの将来を期待してる?そんなことないよね
どうしてもこの場所には居てほしくないわけね
まあ あたしも気分転換にいいかもね
あたしは部長の条件をのんだ
あたしの移動は1カ月後!!!
家族になんて話そうか・・・
たかが半年だよね・・・
まずは姉から
「あたし半年ほど研修で山口県へ行くことになったんだ」
「そうなん?」
なんか あっさりしてる
「それで 雅紀はなんて?」
「知らないと思う」
そこで姉がびっくりした声を上げる
「えっ?知らないって!!!」
「雅紀くんさ 部長の娘さんと結婚するんだ」
するとまたさっき以上の声を上げた