【本編完結】家族恋愛 ~月と太陽~
「……………。ありえねぇけど…、もし、そうだったら…俺は…諦められない…。」




…口にした後気まずくて、そのまま俯いた俺は、雪姉の顔を見るのが、怖かった…。


きっと、姉に手を出したサイテ―な奴って思ってんだろうな。


でも、関係を壊そうとしたのは俺自身で。


ホント、俺って嫌な奴。


そう、思っていた…。






「…そう。じゃあ、頑張って。」


雪姉の声は、思いのほか優しくて。


思いっきり頭をあげるとさっきと同じ、ふんわりとした笑顔だった。
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