WHITE~愛しき友よ~《戦争哀歌【BL】》
死の接吻
返し文は完成したが…出す前に…突然…天人はやって来た。



天人の母親は3ヵ月の前の…予期せぬ空襲で命を失った。



天人は天涯孤独の身。


親類縁者が縁談を進めたが…天人は何故か…断ってしまった。



「久しぶりだな~啓祐」


「……」


凛々しい天人の兵士姿。
突然…現れた天人に僕は戸惑っていた。


手土産に配給では手に入らない米を持って来てくれた。



「ありがとう…天人」



「調子はどうだ?」







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