届かない
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朝方の4時過ぎだろう。
あたしは喉が乾いて台所で喉を潤していた。
凄い…雨だなぁ。
台風6号だっけ…?
そういや今日休みってお知らせ手紙配られたよーな…
……
ぁっ。秀冰,どうなったんだろ。
mailしてみ…メアド知らないし...
また佐口にそれだけの用で訊くのもアレだし…
と思いながら自分の部屋に向かいケータイをもってダイブした。
新着mail2件。
迷惑メールか何かかな?
そう思いつつmailを開く。
“差出人:木村 勇二”
!?
恐る恐るmailを開く。
“お前何救急車とか呼んでんだ?
まぁ、俺が捕まるわけない
今度はコレだけじゃすまねーぞ
<添付:imege1452>”
また今度も何かするの?!
やめて…
添付されてるのなんだろ…
そう思ってクリックした途端画面に現れたのは…
「ひっ…」
そう,秀冰の血だらけの写真。
頭から血が流れており,たおれてる状態。
白いTシャツの背中には血の紅色と踏みつけられた様な靴の跡がある。
息…してんの?
秀冰っ
生きていて…
後遺症あってもいいよ?
あたしが,看病するから!
だから…神様…っ
この時初めて神様に願った。