俺様Lover

ちょっとでも悪いことした思った俺がバカみてぇじゃねぇか…


鞄に適当に真新しい教科書を突っ込み終わったところに今度は星夜がきた



「ちい子が紗羽の歓迎会やるんだって。俺は行くけど」

「わり、俺パス。こっちが先約」

「分かってるって。じゃあな」

「おう」



一言二言交わして教室をでた



俺と星夜とちい子は言ってみれば、幼馴染みってやつだ



二人の事は幼稚園の頃から知ってる



まぁちい子は俺らが周りにいるせいで友達なんて呼べるようなやつはできなかったから




紗羽と友達になれてそうとう嬉しいんだろうな



何て考えながら向かったのは学校近くの喫茶店



ドアを押して開ける


「ハルくん、こっち」

「おぅ」



名前を呼ばれた席の向かいに座る



「あのね、私ハルくんに大事な話があって…」

嫌な予感がする


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