俺様Lover
何でわざわざ同じ席に座るんだよ…
「で?悠の用事は終ったわけ?」
「見ればわかんだろ」
「じゃ、お前も参加な?」
「は?」
「今から俺の家で紗羽の歓迎会!」
妙に張り切っている星夜に連れられて、歩き出す
引っ張んなくてもついてくっての…
星夜の家にいく間に聞かされた真実
ちょうど喫茶店の前を通ったら俺の姿が見えたらしい
それで俺が殴られて、面白そうだから入ってみようって…
「言い出したのはちい子だからな」
「ちい子てめぇ…」
「あ、悠でもちい子に触ろうとしたら容赦なく殴るから」
「お前はマジちい子限定で心狭いな」
ふっと横を見るとボケッとした顔で俺たちを眺めている紗羽
心ここにあらず?
おもしれぇから観察してみることにした
俺ら二人が少し後ろを歩いているのをいいことにちい子と星夜がイチャつきはじめる