【BL】風邪プレイはお好きですか?
「――って、確かにじゃねーよ!バカじゃん。俺バカじゃん。人のことバカにしといて自分が一番バカじゃん。
つかなに想像してんだ、俺!」
「え、何を想像したの?」
「…とっ、とにかくディープキスが風邪薬だなんて俺は認めないからな!」
俺はそう叫ぶと勢いよく布団を被りベットに寝転んだ。
…気持ち悪っ!ディープキスを想像したとか俺、気持ち悪!あー、俺も変態になったもんだな…。
そうしみじみ思っていたら布団の外から声が聞こえてきた。
「……俺らさ、いつになったらキスとか恋人っぽいことが出来るんだろうね」
「え?――うわっ!」
聞こえたと思ったらいきなり布団をはがされ雅希がベットに乗っかってきた。