君の左のポケットで~Now&Forever~
わたしは、日に日にレンを求めてる。
それが自分でもよくわかって、胸が苦しくなる。
こうしている時間を失いたくなくて、ふいに怖くなる。
レンの腕をぎゅっとしたまま、隣にいるレンを見上げる。
わたしの視線に気づいたレンが「ん?」と言って、少し、微笑む。
泣いてしまいそうになって、慌てて目をそらす。
どうして、「好き」って思うだけで、こんなに切なくなるんだろう。
どうして、切なくなるぶん、もっと好きになってしまうんだろう。
「好き」と「切なさ」は、同じ距離を保っていつもそこにある。
好きじゃなかったら、楽なのに。
こんなに切なくないのに。
どうして、恋しちゃうんだろう。
ますます好きになってしまうんだろう。