£神様からの贈り物£(完)

リックside






昨日まで休みもなく、公務し続け疲れがたまっていた俺は、マシューに無理を言って今日の公務を全て午後からにしてもらい、あの場所へと向かう。





小さい頃に見つけ、マシューにしか教えたことのない秘密の場所。




そこは、俺の疲れを癒してくれる大切な場所だった。





マシューとは俺の執事で、小さい頃から世話をしてくれている。
50を過ぎても、まだまだ若者に負けないくらいきびきびと仕事をするが、普段はとても優しいマシューだ。






いつもと同じ様に一番大きな木の下へ行くために、木に近づいて行くとあるはずのない人影があった。





誰かいるのか??



どうしてここに??





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