君との出会い~奇跡がある限り~
『麗羅も頑張ってるみたいだし、たまには良いわよ。』
「本当に!?やったぁ☆」
『それにしても、あのYUNYUNに会えるなんて良いわね〜』
「サイン貰えないかなぁ〜。」
『そんなに簡単には、手に入らないんじゃない?』
「分かってるよ〜。でも、少しは夢みたいじゃん?w」
『どうせなら1日学校休んで、お洒落していったら?』
「やった!じゃあ、絶対髪巻いてめっちゃお洒落していく♪」
『わかった。じゃ、ちゃんとするのよ?』
「うん。じゃ私勉強するから部屋戻るね?」
『あ、そうだ。今日は珍しく亮也が早く帰ってきているみたいよ。』
「お兄ちゃん帰ってきてるの?珍しいね。」
お兄ちゃんとは、五歳年が離れていて、今は国立大学に通っている。
優しいし、頭も良いしでとっても尊敬していて、私にとっては自慢のお兄ちゃん。