days
「……綺麗!」
かざした手の平に収まりきらないほどの大きな太陽。
鮮やかな青い海。
そういえば、海の近くに住んでたのに、海に来たのは、久しぶりだ。
さすがは夏休みに入ったとあって、たくさんの人で賑わったビーチ。
「……この辺でいいかな」
場所を取って、あたし達はそこに座った。
「陽菜ちゃんは、ヤヨがはじめての彼氏なの?」
女の子が4人も集まると、当然と言えば当然に始まる、お決まりのガールズトーク。
「……うん……」
やっぱりあたしは自分のことを話すのは得意じゃない。
別に、話したくないわけじゃないんだけど。
思わず、あたしの口数が減ってしまう。