＊初恋②＊ ～☆梨紗のFirst Love☆～

暫くして、励が飲み物を持って来た


梨:｢ありがとうございます。｣


励:｢どういたしまして♪
１人で何とかならない時は頼るんだぞ？｣

梨:｢はい。けど、うちは甘え過ぎてるんで(笑)
もう、頼りたくないんです。｣


励:｢そっか。
で、１人で悩んで答え出た？｣


梨:｢全く。
あの、｣


励:｢ん？｣


梨:｢一磨君のことでお聞きしてもいいですか？｣


励:｢どうぞ。｣


梨:｢よく熱とか出していたんですか？｣


励:｢うん。武道と喧嘩って違うのね。そんでアイツ喧嘩を習いに俺のとこ来て教わってたの。ちょっと酷い怪我した時にすぐ熱出してたよ。風邪とかはあんま引いてなかったな。｣


梨:｢そうだったんですか…。｣