好き・・・偽りの恋
キャッ


[あ・・・ごめん大丈夫?ほんとごめん]
「痛いー」
私が顔を上げた瞬間・・・
「もしかしてだけど
なつき?」
「あ・・・うんって。だいき?」
もしかしてだけど
私が今でも好きな・・・
ダイキじゃん。
会っちゃった
私の好きな人
私が本気で好きになって
本気で恋したひと




「やっぱり」
だいきは、悲しそうな目をしてた。
なんでそんな目するの?
なんで・・・
奥さんとなんかあった?


でもね私って嫌な女だよね
奥さんいても
ご飯に行きたいし
デートに行きたい
そんなこと思ってたら
急に口が動いた

「だいき久しぶりだから
  ご飯いかない?」


「そうだな。久しぶりだもんな。待ってろ今電話かけてくるから」


何かそう言われると傷つくんだ。
どうせ奥さんだよね・・・



「うん・・・」

私がそういうと
彼は、笑顔でこっちを見てきた


「もしもし。愛?ごめん今日同僚とご飯食べることになったからご飯いらねー
  は?女なわけねーだろ。バーか
俺は、お前しか愛してないよじ」



ねえ・・・全部聞いた
奥さん愛さんっていう人なんでしょ。
嘘つくよね。
私女だし
女っていったら奥さんが怒るもんね
そう考えたら
苦しくなってきた
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