リフレイン〜3rd Season〜
「……っ…やっ…!」
起きると、そこはいつもと変わらない自分の部屋だった。
なんだ……夢か。
あたしは額に滲み出た汗を拭く。
嫌だな…
もう、7年も前の夢を見るなんて。
あたしはベッドから起き上がり、キッチンに向かう。
――ジャー…
コップに水をくみ、飲み干す。
「ふぅ…」
さっきまでの混乱していた頭が一気に冷めていく。
あたしはコップをテーブルに置くと、ズルズルとその場にしゃがみ込んだ。