君の横顔に恋をする
学校が終わり即座に準備をしているとこえをかけられた。
「季春、そんなにいそいでどうしたの?」
うわ、なつき、そこ気付かないでー
どうしよう、あ、歯医者でいいや。
「いや、え、えーっと、は、歯医者にいかないといけなくて」
「そっか、じゃあ部活も休んじゃうのか」
「う、うん。ごめんね」
「いいよ。うちから部長に伝えとくから」
「じゃあ、ばいばい」
「ばいばい」
びっくりした。
ばれるかと思ったよ。
なつきさんきゅ。
とか思いながら猛ダッシュで、地下鉄の駅まで走って乗り込んだ。
< 8 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop