プ リ ン ス
近付くだけで、羽藍ファンクラブの皆様に制裁を下されるからだ。
だからいつも羽藍は一人。
学園で心許せるのは詩音だけ……。
担任の先生が来たので、私は本をパタンと閉じた。
授業中もあまり集中できない。
授業を聞く為、先生を見ているのに、先生は顔を真っ赤に染めて授業が進まない。
周りもチラチラと私を見ては、隠れて写真を撮る始末。
イライラして眉をピクピクさせているのに、周りは気付かず、詩音は笑いを堪えている。
『温室行く。』
「私も行こうっと♪」
昼休みに入り、私達は温室へ向かった。
私はいつも詩音と温室でお昼を食べる。
聖リリィ女学院の温室は生徒会会長と副会長しか出入りを許されない。
だから邪魔がいない。
心安らげる場所。
温室の中には世界中の百合の花が咲いている。
ヤマユリ、ヒメサユリ、シベリア、ベルガモ、ロイヤルスペクトなどなど……。
だからいつも羽藍は一人。
学園で心許せるのは詩音だけ……。
担任の先生が来たので、私は本をパタンと閉じた。
授業中もあまり集中できない。
授業を聞く為、先生を見ているのに、先生は顔を真っ赤に染めて授業が進まない。
周りもチラチラと私を見ては、隠れて写真を撮る始末。
イライラして眉をピクピクさせているのに、周りは気付かず、詩音は笑いを堪えている。
『温室行く。』
「私も行こうっと♪」
昼休みに入り、私達は温室へ向かった。
私はいつも詩音と温室でお昼を食べる。
聖リリィ女学院の温室は生徒会会長と副会長しか出入りを許されない。
だから邪魔がいない。
心安らげる場所。
温室の中には世界中の百合の花が咲いている。
ヤマユリ、ヒメサユリ、シベリア、ベルガモ、ロイヤルスペクトなどなど……。