龍とわたしと裏庭で【おまけの圭吾編】
志鶴は文化祭の準備で毎日帰りが遅い。

で、僕は毎日学校まで車で迎えに行く。


「圭吾さん、過保護」

って志鶴は言うけど、その調子じゃバスの中で居眠りだよ。

結局は終点まで迎えに行くことになるさ。


家に帰ってご飯を食べて風呂から上がった頃には、志鶴は半分眠っている。


そのまま押し倒したくなるほどかわいくて無防備。


志鶴はいつになったら僕に最後まで愛させてくれるんだろう


半分あきらめのため息をつきながら、僕のベッドに志鶴を寝かせる。


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