龍とわたしと裏庭で【おまけの圭吾編】
「ホテルに帰ったら教えてあげるよ」


一晩かけて、ね


まずはそのストールをはぎ取って


いや、それはそのままの方がいいか


暴走気味の妄想を抑えつけて、僕は志鶴の肩を抱いた。


「圭吾さん、変な事考えてない?」


志鶴が悪戯っ子のような笑みを浮かべた。


「さあね」


それは後のお楽しみだよ、マイ·ラブ


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