しゃらく。

1-4

「お疲れさまです。先輩方。思ったより早かったです。」
にこやかな笑顔で迎えてくれた女の子がいた。手紙の差出人だ、とすぐにわかった。

「あれ? さっきの女の子。」舞が言った。
私と水乃はさっきはあんまり顔を見れなかったからはっきりとはわからないが、直接やり取りした舞がそういうのだから間違いはないだろう。
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