二つのシルエット
B☆D


「それより悠生。」


さっきまで何故か機嫌が悪そうだったけど、話し方からして治ったのか?那都くん。


「飯、もう食ったか?」


「まだ…だけど。」


私がそう言うと、


「ほんと!? じゃぁ一緒に行こ!!俺たちもまだなんだぁ。
てか悠生とご飯食べるの初めてじゃん!?
やっば~!」


そんなマシンガントークを1人でぶちまけて1人で走って行った海。


「ごめんね、騒がしくて。
もし時間が大丈夫だったら悠生ちゃんも行こう?」


いつまでも優しい里桜の言葉に承諾し、ついて行く私。

たまり場を出た場所にあったのは、毎日送ってもらってるハマー。


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