カキタレのナミダ

「梅村さん…来るの…?」

「うん来るよ。最近北川さんと仲良いみたい。さっき彩菜ちゃんが梅村さんにプレゼント渡すの見てたんだ、ファンなんでしょ?」

「…うん、一番好き…」

彩菜は顔を真っ赤にしてうなずく。

「じゃあ決まりだ。残念ながらチヒロくんは来ないけど、桃花ちゃんも来てくれるかな?」

舞ちゃんと彩菜がわたしを見る。

一心不乱にメイクをしていた2人も、手を止めてこちらを見た。


芸人さんとコンパ。

会えるんだ。

喋れるんだ。

同じ空間にいられるんだ。


「絶対に行く!」

わたしは叫ぶようにそう言った。



続く。
< 10 / 10 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

【短編】カキタレのススメ!

総文字数/3,711

恋愛(その他)17ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
【カキタレ】 それはお笑い芸人のセックスフレンドのこと。 テレビに出ていつもあたしたちを笑わせてくれる芸人さんと 付き合ってみたいと思ったことはありませんか? カキタレ歴◎年のあたしが 【カキタレ】になる方法を教えちゃいます! 本編【カキタレのナミダ】連載を久しぶりに更新しました! わたしの名前からリンクして 読みに行ってください。
【短編】カキタレの品格

総文字数/1,305

恋愛(その他)9ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
より大切にされるカキタレになるために カキタレの品格を学びましょう 実体験を書いた本編【カキタレのナミダ】も よろしくお願いします♪

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop