初恋〜UIREN〜
3学期、思い切って大介に話し掛けてみた!


朝、下駄箱にいた大介。


『おはよー!』


『あぁ…華奈かぁ。おはよ。』


『どしたぁ?元気ないぞー!』


って密かにボディタッチ!

やったぁ!


ツンツン。


『くすぐってぇよ。やめろって(笑)』


大介がくすぐり屋さんなの知ってて、腰とか背中をツンツンした。


『お前、雅也好きなんじゃねーの?』


なんで知ってるの?


一瞬、止まり私は…


『好きって勘違いだったみたい!』


って笑ってごまかした。


『でも、好きなら諦めんなよー!』


『諦めてなんかいない。』

真剣な目で大介を見た。


ねぇ大介覚えてる?


淋しかったんだから…


すごく、泣いたよ。





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