告白 -スナオナキモチ-
運命の出会いは突然ってやつですか?
5月。
新しいクラスにも十分慣れて、友達と楽しい日々を過ごしている。

そう。友達と。

高校生にもなると、恋してる人が尋常じゃないくらい多い。

私は例外。パスパスパス。

男子が嫌いなわけじゃない。男友達だって沢山いる。
でも、ちょこっとトラウマがあって、私はもう2度と恋をしないって決めた。

ううん。しないんじゃない。できないんだ。

まぁその話はまたいつか。どうせ思い出さないといけない日がいつか来るから…
それまでは、忘れていたい…

「咲?話聞いてんの?あたしはやっぱユウジがカッコイイと思うんだけど~♥」
「いや、やっぱセツナでしょ!!名前かっこいいし!!」
「問題はそこかよっ!」

…やっぱり親友の理子といるほうが気が楽でいいな~

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