告白 -スナオナキモチ-
「私の独り言から???」
「うん…ごめん。」

わあああああああああ!!!
恥ずかしい!!!

恥ずかしくて死んじゃいそうだよ…。

「お前さ、前話してくれるって言ったじゃん。
アレと関係あるだろ?」

「…うん…」

「話せよ。…聞いてやるから。」

「でも…」
「言ったろ?俺はこう見えて聞き上手なんだって。
誰にも言わねぇし、秘密は守る。
…心配なんだよ…まじで。」

こんなに必死になってあなたは私の心配をしてくれてるの…?

【話したい。話を聞いてほしい。】

私の心がそう言ってる気がする。
今が思い出すときなのかな…。
彼の事、信じていいんだよね。

「あのね…」
私は閉ざした記憶の扉を、ゆっくり、ゆっくり開いていった。


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