愛を教えて。
嫌だ。


気分悪い。



そんな輝いた笑顔…見ていたくない。


頭が真っ白になる。


自分が憎らしくなる。


「あやねちゃん?どうした?」



「桐生響」が私の肩に触れようと手を伸ばす。



「ねぇ綾音ちゃ「触んないで!」


私の突然の大声に彼は手を退ける。


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