ぼーるぺん








「あっねぇ、ボールペン買お!
ボールペン!」



「なんでだ?」



「いーじゃん」






ぶーと唇を突き出すその姿が愛おしい。









ボールペンを手にもち、彼女の手を握る。





掌に何か書いてやろう。









……そういえばちゃんと言ったこと、あったかな?






そして俺は彼女の掌にボールペンを走らせた。













< 56 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop