お兄ちゃんは先生?!
「あ、じゃあ丁度だから委員長と矢吹さんで決まりね♪」


「………………えっ?!」


「よろしくね、や・ぶ・き・さ・ん♪」


高本が、愛奈にニヤリと笑う。


と、高本が俺の方を振り向き、まるで挑発するかのように鼻で笑った。


「……っ?!」




俺は、一瞬で理解した。

高本は愛奈が好きで、そして……









俺の愛奈に対する気持ちを、知っているんだと…ー。


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