シスコン★ブラザーズ


「少しお話があるんですけど
いいですか?」


「もちろん。」


わたしはあからさまによそよそしく
浬を呼び出した



「ちょっとー
なにこの写真?
信じられない。
悪戯にしてはやりすぎなんじゃない?」


「悪戯じゃねぇよ。
それは昨日撮った正真正銘の本物の写真だよ。
お前もしかして、おぼえてないのか?」

「覚えてないもなにもわたしは昨日、
服を考えていて、浬が入ってきて押し倒されてで……………寝た。
違う意味で。」


「そうだよ。
お前は俺と寝たんだ。」


「だから違う意味でって言ってるでしょ?」


「寝たってことはお前は俺になにされてもよかったってことだろ?」



「別にそんな意味じゃ………」


「そうそうあとこんな写真も………」

そこには浬に、腕枕され寄り添いあってねむる2人の姿が


「もう!早く消して!」



「そんな簡単に消すわけないだろ?
これでもうお前は俺の言いなりだ。
こんな写真青山にでも見られたら即、幻滅されるな。」


俊介くんに幻滅される………
そんなぁ日曜日は大事な日なのに
取り敢えずこの写真だけは絶対に見られないようにしないと

「この悪魔!」


「俺にそんな口ごたえしていいのか?」


「なんでも言うこと聞いてやる!
もう大っ嫌い!」


「素直なんだかどうだか。」


「ふん!」

取り敢えず日曜日までの辛抱だ


「じゃぁ今日は手をつないで帰ってもらうよ。」


「はいはい。じゃぁね。」
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