髪の短い天使


Side 美幸













「マズいことに、なったな……」












私は、得点板を見て呟いた。











今の赤団の得点は、310点。白団より20点少ない。











ちなみに、私たち四組の得点は、105点という四クラスの中の最下位だ。















確かに、うちのクラスは午前中まで一位だったはず。












まず、一番ダメだったのは三年生の学年種目Part1の、障害物競走の最下位だ。












麗ちゃんが、ものすごい早くて、ぶっちぎりの一位だったのに、私がゴール手前で転んでしまったんだ。











それだけなら、まだ二位でゴールだったのに、ゴールしたあとでわかった、四組の反則でいっきに最下位。














最悪。もう、一日目が終わったっていうのに……














隣にいる永澤くんも、同じくため息をついていた。













< 84 / 182 >

この作品をシェア

pagetop